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FUT-LOG

フットサルを中心に雑食的フットボール観戦記

第4回日本フットサル施設連盟選手権レディースクラス

2015年4月12日(日)

本当は全然そんな予定はなかったのですが…この日はテバオーシャンアリーナに第4回日本フットサル施設連盟選手権レディースクラスを観に行って来ました。名古屋遠いよなぁーって迷ってたけど、小野監督率いるSAICOLOが「日本一」を獲るところを見られるなら!と。

全国6地域から代表2チームずつが集うこの大会。女子の大会としては既に10回という全日本選手権に匹敵する歴史があり、今年から男子大会と統合されて「第4回日本フットサル施設連盟選手権レディースクラス」という名称になったそうです。女子12チームが揃うとなかなか圧巻ですね!

ちなみに男子の部は前日土曜日に行われ、名古屋オーシャンズサテライトが優勝しました。


第4回日本フットサル施設連盟選手権レディースクラス

優勝:丸岡RUCKレディース

準優勝:SWH Ladies futsal club

第3位:SAICOLO、TapaZida


公式試合記録

予選リーグ Aブロック

予選リーグ Bブロック

予選リーグ Cブロック


SAICOLOの他に注目していたのは丸岡RUCKレディース、SWH Ladies、そして静岡県のFrontier FC。 SAICOLOとFrontierは同じグループに入ったので、どちらかがワイルドカードになってこの4チームで準決勝になったらいいなーと思ってました。

【予選リーグ Aブロック】

Aブロックで注目したのは 前週エコパ でも観戦した丸岡RUCKレディース。

丸岡はLUZ CUPから一転して、この日から新ユニフォーム!

第1戦、vs R.D.futsal club戦は5.五十嵐選手、13.高尾選手のゴールで2-0と上々の滑り出し。

第2戦 vs LuL戦、10分ハーフランニングタイムという短い試合時間もあり、なかなか点が入らずスコアレスドローかと思われた中、7.田中選手のゴールでなんとか勝点3をGET!

RUCKの選手たちは思い切りのよい攻撃ももちろんいいけど、みんな守備時に諦めず本当に一生懸命走る。見ていて思わず応援したくなります。

続く第3戦、vs MFP SALSA HADA戦。先制を許す苦しい展開となるも、一昨年の代々木でまだ中学生の時に 日本代表デビュー戦で初ゴール を決めた9.北川選手の2ゴールもあり3-1の逆転勝利!!

見事、3連勝で文句なしの決勝トーナメント進出を決めました。※集合写真は大会開会式のときのものです。


【予選リーグ Bブロック】

Bブロックで注目していたのはSWH Ladies Futsal Club。

試合を見るのは2年前の エコパフットサルウィークエンド 以来でしたが、勝手に優勝候補と目していました。

1試合目、vs Benny戦では4-0の快勝。さすがの強さを見せつけます。特に目を引いたのが2得点の15.網城選手。そのシュート技術も素晴らしいですが、試合中あまり表情を変えないクールなところもかっこいい!

しかし第2戦、vs TapaZida戦で波乱が。タパタパ!ジダジダ!タパジーダ!!とテンションの高い円陣が特徴的なTapaZidaは東京都女子フットサルリーグ1部所属。

関西リーグのSWHは格上になりますが、Tapaはヒンズー語、Jidaはベンガル語でそれぞれ「粘り強い」という意味を表すチーム名の通りに相手の攻撃に耐えに耐え。一発逆転のカウンター!

この虎の子の1点を守り抜き1-0でSWHに勝利。もしも第3戦でTapaZidaが敗け、勝点6で並んだとしても次は直接対戦成績が優先されるため、この時点でSWHの1位抜けは消滅。

まさかの敗戦により一転して予選敗退のピンチとなったSWHでしたが、第3戦vs Fuerza Futsal Club戦では日本代表の14.坂田選手の2ゴールや、

クールビューティー15.網城選手のゴールなど6-1で大勝。総得点、得失点差を大きく伸ばしワイルドカードでの決勝トーナメント進出を手にしました。


というわけで、Bブロックからは3連勝1位抜けのTapaZidaと、

2勝1敗のワイルドカードでSWH Ladies futsal clubの2チームが決勝トーナメントへ。


【予選リーグ Cブロック】

Cブロックでの注目はもちろん関東第1代表のSAICOLO。

小野監督が日本一になるところを見るために名古屋まで来たわけですからね!

第1戦、vs ウノフットDione。小野監督と同じくシュートアニージャから移籍した13.長谷川選手はスタメン出場。14.三好選手も出ていました。

試合は先制するも一時追いつかれ、ヒヤヒヤしながら8.高橋選手の1ゴール1アシストの活躍で勝利。この3人と12.堀田選手、そして小野監督は前週の 関東オールスター でも選出されていました。


続く第2戦はSAICOLO vs Frontier FC。東海代表、静岡代表のFrontierにもがんばってほしいところです。

Frontier FCも今シーズンから新ユニフォーム!

この日はDELIZIA磐田の5.鈴木選手が臨時コーチとして?ベンチ入りしてました。

試合は一昨年の東海リーグ得点王10.長谷川選手らを中心にFrontierも攻めますが、SAICOLOのゴールを割ることはできず。

8.高橋選手、12.堀田選手のゴールで2-0でSAICOLOが勝利。Frontierはワイルドカードに望みを繋ぐこととなり、第3戦で6得点を奪うなど健闘しましたがSWHにあと一歩及ばず予選敗退となりました。

この大会、セット組み合わせ何度も変え色々と試しながら戦ってきたSAICOLO。 第3戦 vs FC BOSSA戦も4.内田選手のゴールで1-0とし、なんとか勝利。苦しみながらも3連勝で決勝トーナメント進出を掴みました。


【準決勝】

丸岡RUCKレディース 2-0 TapaZida
SAICOLO 0-2 SWH Ladies Futsal Clu

ここまではオーシャンアリーナのメインコートで主に観てきましたが、準決勝SAICOLOはサブアリーナでSWHと対決! よく考えたら、サブでの試合をしっかりと見るのはこれが初めてかもしれません。ピッチがメチャ近い!!

しかし、窓から挿す光がスタンドからは逆光となり写真を撮るには厳しいコンディションでしたσ(^_^;)

「関西のチームに共通するのはプレスの速さ。あの速い寄せは関東ではなかなか体験できない」

試合後に小野監督がそう語ってくれたように、SWHのプレスの前になかなか思うようにパスが回らないSAICOLO。痺れを切らしドリブルで仕掛けても巧みにコーナーへ追い込まれ効果的な攻撃へと繋げることができません。

逆にSWHはシンプルにシュートへと繋げ、多くはないチャンスをきっちり決めて2得点。ずっとクールだった15.網城選手は2点目をアシストしてこの笑顔!自身のゴールよりアシストのほうが嬉しいタイプだそうです。ますますファンになっちゃいますね♪

このまま0-2で敗れ、新生SAICOLOの最初の挑戦は、RUCKに敗れたTapaZidaと同率の3位という結果に終わりました。


【決勝戦

丸岡RUCKレディース 1-0 SWH Ladies Futsal Club

ということで、決勝はSWH Ladiesと丸岡RUCKの戦いに。SWHは準決勝に続いて白のユニフォーム!

「せーの、よし!」聞けば何度も練習試合で戦いながらSWHには一度も勝ったことがないという丸岡RUCK。この大舞台で初勝利なるか!?

10分ハーフとはいえお互い5試合目となる決勝戦。疲れもあるし、短い試合時間では先制されれば逆転はほとんど不可能。お互いにまずは守備を重視した固い展開となりました。

シュートの数はややSWHが優勢か?手に汗握る攻防は0-0のまま時間が過ぎ、このままPK戦に突入かと思った瞬間。

7.田中選手が相手陣内でインターセプト。しかしそのままカウンターとはいかず目の前にはDFの選手が。普通なら味方の上がりを待ちたいところを果敢にドリブルで仕掛け、右サイドに流れながらも粘り強く切り込むとGKをもかわしてシュート!

しかし体勢を崩しながら放ったシュートは左に大きくそれてしまう…と思ったところ逆サイドに走り込んだ11.小林選手が押し込みゴール!その直後にタイムアップ、10分ハーフランニングタイムでのブザービーターという奇跡のような劇的勝利で丸岡RUCKレディースが初優勝を飾りました。

1週間前にはエコパで残り3秒に泣いたRUCKがこの日は0.2秒を物にして、1度も勝ったことがなかったというSWHを下す。いやー、本当にいい試合を観たなぁ。

決勝点、いや優勝決定弾を決めた小林心選手。ぼくの独断で勝手に“フットサル界の長澤まさみ”を任命したいです(笑)かわいい(´∀`)


おめでとう丸岡RUCK!

優勝したらもっとキャッキャッとはしゃぐのかなーと思ってましたが、表彰式では意外と落ち着いてましたね(笑)

翌日の地元の新聞にはカラー写真付きで優勝が報じられたそうです。地域を上げて応援されてるんですねー、みんなまだ若いしこれからの活躍に期待ですo(^▽^)o ※選手のご父兄の方がTwitterにアップしていたのを許可を得て加工・転載しました。

準優勝のSWH。しかしさすがの強さでした。もし1位抜けしていれば準決勝でRUCKと当たっていたはずなので、結果的にワイルドカードでよかったのかも。素晴らしい決勝戦でした。

3位のTapaZidaとSAICOLO。SAICOLOはもうユニフォームから着替えちゃってましたね…σ(^_^;) SAICOLOが3位止まりとなったのは残念でしたが、まだまだ新チームはスタートしたばかり。これから今までのフットサルを一度壊して再構築していくのに、ここで下手に結果が出なくてよかったのかも… と、後で言えるようなシーズンにこれからしていって欲しいです(o`・ω・)o

ほとんど予備知識なしで臨んだ初の女子フットサルの全国大会でしたが本当に面白かった…!

この大会では10分ハーフランニングタイムでボールパーソンもいません。お互いのフェアプレー精神の上に成り立ってる大会。それでも変な遅延行為とかは全然なくて、見ていて気持ちがよかったです。そして何より選手たちが本当に一生懸命でフットサルを楽しんでるんだよなぁ!

関東リーグや東海リーグもまた観に行きたいなぁと思いました! そんな女子フットサルの熱い戦いがテレビで見られますよ!こちらはクラブチームではなく、各都道府県選抜チームが日本一を賭けて争う大会です。ぜひ観てみてください(^-^)/


トリムカップ公式サイト
http://trim-cup.jp


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