FUT-LOG

フットサルを中心に雑食的フットボール観戦記

日本女子フットサルリーグプレ大会 第4節

2016年11月27日(日)

arco-irisの優勝で幕を閉じた全日本女子フットサル選手権からおよそ1ヶ月。もうひとつの日本一を争う日本女子フットサルリーグ第4節が静岡エコパアリーナで行われました。

この日は女子リーグ3試合のあとにFリーグ・浜松×湘南もそのまま観れちゃうというなんとも"俺得"な1日(((o(゚▽゚)o)))

Fリーグ 浜松×湘南戦はこちら

第3節観戦記はこちら


※素人が撮った下手くそな写真ですが、お金と時間をつかって会場まで通い、夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。
※府中AFCが12/2に 女子選手との写真撮影について注意事項をアナウンス しましたが、試合中の写真撮影についてクラブ単独で制限するものではなく、大会規約に准ずる旨を確認しています。


日本女子フットサルリーグプレ大会 第4節

2016年11月27日(日) @静岡県/エコパアリーナ

【第1試合】福井丸岡RUCK 2-2 arco-iris KOBE(前半1-1)

公式試合記録


福井丸岡RUCK vs arco-iris KOBE、札幌では叶わなかった昨季地域チャンピオンと今季選手権王者の対決、熱戦は必至!女王arco-irisが目指すはもちろん全国三冠!!

一方のRUCKは現在三連勝で首位につけている。札幌では1次ラウンド敗退という悔しい思いをしただけに、この日本リーグでは是が非でも優勝したい。

しかしそんな思いとは裏腹にキックオフからたったの33秒。右コーナーからの折り返し、ゴール前混戦を18.加藤が押し込む。ファーストプレーでいきなり先制はarco-iris。

10代の選手が多い福井丸岡RUCK。日本代表の9.北川や13.高尾をはじめ、主力の多くは大学受験を控える高校3年生。

16.鵜飼は選手権を最後に受験に専念するために一時休部、他のメンバーも受験勉強との両立でコンディションはかなり厳しいようだ。“らしくない”ミスが続きarco-irisに押し込まれる状態が続く。

更に、この日はU-15の全日本フットサル選手権と被っているため田中監督と、選手層を押し上げていた中学生年代の選手たちが不在。ベンチ入り10人のメンバーで戦うRUCK。女子最強チームを相手にするにはかなり厳しい状況。

しかし前半10分、7.田中が中央から右サイド2.横山に展開すると、ゴール前へのシュート性のパスに自ら飛び込みゴール!バースデー弾で試合を振り出しに戻した。

同点弾をきっかけに本来の勢いを取り戻し始めるRUCK。 前半、幾度もゴールに迫ったのは同点弾をアシストした2.横山夢花だ。少し大事に行きすぎる嫌いがあるか。ダイレクトなら入ったのでは!?というシーンが何度か。

徐々にお互いにプレス強度も上がり、女子とは思えないほどの球際の激しさも見せる!

期待していたよりもRUCKが守備的にならざるを得ない状況ではあるものの、気迫の伝わる熱戦は1-1の同点で折り返し。

そして迎えた後半4分、RUCKがついに逆転ゴール!11.小林のヒールでの落としに抜け出したスピードスター13.高尾、GKの位置を見極めて冷静に流し込むゴール!

逆転を許したarco-irisはエース19.若林にボールを集める。関西最強ストライカーを押さえることができるかRUCKディフェンス陣!?

守る。ひたすら守る。しかしたったの1点を守り切るにはプレイングタイム15分はあまりにも長い…

後半16分、19.若林の迫力に引き気味になっていたRUCKディフェンス。そこを突いたのは18.加藤の強烈ミドルシュート!!中がだめなら外から、攻撃の引き出しの多彩さを見せたarco-irisが同点に追いつく。

最後まで攻め続けたarco-irisだったがRUCKが守り切る。2-2の同点で試合は終了。arco-irisはSAICOLOに既に1敗しているためこれで優勝の可能性は消滅。日本リーグ発足1年目では「全国三冠」を勝ち取るチームは現れなかった。

ベストとは言えない状態のなかで、一度も勝ったことがない関西女王を相手に初めての勝点1を獲得した福井丸岡RUCK。彼女たちにとっては勝ちに等しい引き分けだった。


【第2試合】SAICOLO 1-3 バルドラール浦安ラス・ボニータス(前半0-1)

公式試合記録


前節arco-iris KOBEを破り、三連勝で首位RUCKを追いかけるSAICOLO。

一方、日本リーグではまさかの未勝利の浦安。このリーグでは明暗分かれているが関東リーグでは1勝1敗の両者。今季3度目の対戦。

SAICOLOのスタメンはGK19.内田、7.加藤、10.堀田、16.小島、20.秋田谷。セカンドセットは8.高橋、9.安、11.吉川、12.長谷川。2週間前の 関東リーグ では21.吉村のロングスローを活用して勝利したSAICOLOだが、この日ゴールを守るのは19.内田。

対する浦安も、ゴレイラには12.本多ではなく2.長島が入った。その長島、キャッチングからドリブルで駆け上がりカウンターのチャンスを演出するが、13.阿部のシュートはGK正面。

前半が10分経過して、スコアは0-0のまま。ロングボールこそ少ないがここまでの展開は先々週の関東リーグと同じような感じ。SAICOLOがボールを支配するものの、お互いに決めきることができない。

SAICOLOは相手GKの4秒保持でゴール直前の間接フリーキックを得たところでタイムアウトを取るが、このフリーキックは入らず。浦安もまた、カウンターから10.多田がシュートを放つがこれはポストを叩く。

このままスコアレスでの折り返しになるかと思われた前半残り1分というところ、ハーフラインあたりでボールを奪取した9.江川がそのままドリブルで持ち込み先制ゴール!

拮抗した状態が続くなかでSAICOLOが先制した関東リーグでの対戦とはまったく逆の展開となった。第1試合でRUCKが引き分けたため、もしも負けたとしても最終節まで優勝争いはもつれるが、やはりここで単独首位に立っておきたいSAICOLO。後半逆転なるか?

後半立ち上がり直後に11.吉川が競り合いで膝を痛めるトラブルがあったが、ベンチで治療し復活すると、ここでSAICOLOはGKを19.内田から21.吉村にチェンジ。吉川をターゲットにロングボールで反撃を狙う。

すると後半7分、この狙いがピタリ的中。半端なプレスをかわされヒヤリとしたが、相手のシュートを吉村がキャッチするとそこからゴール前へ一気にロングスロー。これを11.吉川がちょんっと触るとボールはGKの股を抜けてゴールイン。出来過ぎなほど狙い通りの同点ゴール!

試合は1-1となり振り出しに戻ったが、引き分けでもRUCKと同勝点を維持できるSAICOLOに対し、勝利に渇望しているのは浦安の方だろう。後半10分を過ぎると、疲れの見え始めたSAICOLOに対して3-1から4-0(クアトロ)に戦術をシフトした浦安がパス回しで押しこむ展開が続く。

それでも、SAICOLOが浦安の攻めをなんとか耐え凌ぎ、スコアは1-1のまま試合時間が徐々に少なくなっていく。すると残り時間1:30というところで浦安は6.田中をGKに交代し、パワープレーを開始。

SAICOLOとすれば焦る必要はない。まずはこのパワープレーをしっかり守り切ることが最優先。隙あらばPP返しで逆転できればなお良し、だったが…残り16秒というところで14.笠井のゴールが決まる。

あと一息というところで勝ち越されてしまったSAICOLOは8.髙橋をゴレイラにパワープレーを仕掛けるが、これを9.江川に返され、ダメ押しの3点目を献上。

浦安にきっちりリベンジされてしまった形となり、日本リーグ初黒星を喫したSAICOLO。浦安はこれが日本リーグ初勝利。

RUCKが3勝1分勝点10で首位、SAICOLOが3勝1敗勝点9で2位、1/15(日)の最終節の直接対決がそのまま「優勝決定戦」になる。


【第3試合】府中アスレティックFCプリメイラ 2-1 UNIAO Ladies(前半2-0)

公式試合記録


前節、都リーグ所属ながら格上の浦安を下して初勝利を獲得した府中AFCプリメイラ。

全日本選手権では3位と躍進したが、日本リーグでは未勝利のUNIAO。浦安は初勝利を果たした。UNIAOもここで一勝しておきたい。

しかし前半2分、立ち上がりにいきなり先制したのは府中。この試合の後、日本代表候補合宿に招集された10.船附が右サイドから反転強烈シュートをニアハイに突き刺す。

さらに12分にはその船附が2点目のゴール。今度はカウンターからファー詰め。UNIAOはたまらずタイムアウトを取るが主導権を奪い返すことはできず前半は2点ビハインドのまま終了。

後半、府中はこの2点のリードをとことん引いて守り切る作戦に見える。観てる方としては多少物足りないが、実際UNIAOは引いた相手を崩すことができない。

それでも後半11分、42歳にして全日本選手権得点王となった8.森本のゴールで1点を返すUNIAO。ゴール前でも慌てない8.森本は、ボールを持ったまま一度ペナルティエリア外まで下がると、そこからDFの隙間を縫うミドルシュートを冷静に決める。このゴールをきっかけにミドルをちらつかせるようになってから、少しずつUNIAOが府中DFを釣り出してサイドを攻められる場面も増えてきた。

しかし次の1点が取れないUNIAOは残り時間1:30でタイムアウトをとるとGKを16.上杉のままでパワープレーを開始する。

しかしパワープレーからもゴールは生まれず、試合は2-1府中の勝利で終了。前半のリードを守り切った府中がまたも格上を撃破し日本リーグ2勝目を飾った。

UNIAOは選手権ベスト4らしい戦いを見せることはできなかった。いつもほぼフル出場では?とすら思える8.森本は故障を抱えいてたのか控えめな出場時間となり、チームの彼女への依存度の高さを露呈した。



というわけで、第4節終了時点でついに単独首位に立ったのは福井丸岡RUCK。浦安に敗れたSAICOLOも勝点1差でこれを追いかけ、次節は浜松アリーナでの直接対決!勝てば逆転優勝、日本一だ(๑•̀ㅂ•́)و✧

日本女子フットサルリーグの静岡開催。この試合ではFrontierやDFUT、golriraの選手たちがオフィシャルに入っていました。女子フットサル最高峰の試合は彼女たちの目にはどう映ったでしょうか?


その後のゼビオFリーグアグレミーナ浜松湘南ベルマーレに0-4で完敗。0-2のままで終わっていれば、せめて悔しがれたでしょう。でもこの試合にはもやは悔しさすら感じなかった… 暴言での退場者まで出ちゃってもはや情けない(。-_-。)


次回も日本女子フットサルリーグとの同日開催。どちらも見ていてワクワクするゲームを期待します。


関連記事


参考記事

【試合レポート】福井丸岡RUCK vs arco-iris KOBE(panna-futsal)
http://www.panna-futsal.com/2016/11/wfleague2016pre4th-maruoka-vs-arco.html

【試合レポート】SAICOLO vs Bardral浦安Las Bonitas(panna-futsal)
http://www.panna-futsal.com/2016/11/wfleague2016pre4th-saicolo-vs-urayasu.html

【試合レポート】府中アスレティックFCプリメイラ vs Futsal Clube UNIAO Ladies(panna-futsal)
http://www.panna-futsal.com/2016/11/wfleague2016pre4th-fuchu-vs-uniao.html

敗戦から学ぶ(福井丸岡RUCK公式サイト)
http://ruck-fukui.com/2016/11/29/

第4節 試合結果(バルドラール浦安公式サイト)
http://bardral-urayasu.com/result/result-3652/

Futsal Clube UNIÃO Facebookページ
https://ja-jp.facebook.com/viva.uniao/posts/1199219803447032

府中アスレティックFCプリメイラ Facebookページ
https://ja-jp.facebook.com/fuchu.athletic.ladies/posts/2183573018534500



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