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フットサルを中心に雑食的フットボール観戦記。

ゼビオFリーグ 第4節 アグレミーナ浜松 vs 名古屋オーシャンズ

2016年7月3日(日)

アグレミーナ浜松2週連続ホームゲーム、2戦目はvs名古屋オーシャンズ!前回のホーム開幕戦サテライトの試合とハシゴしたためキックオフぎりぎりの到着となりましたが、今回は開場時間に着いていろいろ見て回ることができました。

まずはアリーナ入口。サポーター会員の先行入場列と一般待機列がきちんと分けられて掲示されていますね。地味だけど、こういうところをちゃんと改善していくのが大事ですね!

この日のホームゲームは浴衣day、浴衣を着てフットサル観戦して次回S席チケットをもらおう アシスタントMCのおふたりもバッチリです♡

売店に戻るとこちら新商品!アグレックマット、怖くないよー怖くないよー、お兄さんちょっと見てってちょーだい。剣持コーチ、引退してキャラ変わった・・・?

ハーフタイムにはマイクを持ってスタンドリポーターまで務めっちゃってましたよ。個サルやクリニックで話したことのある人はともかく、試合しか見てないひとはビックリしたんじゃないかな…σ(^_^;)

元祖アグレックマも好評発売中です!5.大野選手、松葉杖は取れたみたいでよかったですね(^^)

熊本・大分の震災復興支援とはなちゃんを救う会への募金ブースを担当するのは9.松浦選手と11.曽根田選手。ノリのいい曽根田選手の呼びかけに前回を上回る寄付が集まりました。(http://www.hana-iwakura.com/houkoku.php

さて、キックオフまで1時間を切りピッチ内ウォーミングアップ開始。15.和久田選手が円陣の中央で気合いの声出し!

なんとびっくり!17.田中智基選手があの長い髪を切って坊主頭に!! まえに髪型について話した時には「髪切るとバランス取れなくなるんですよ~」「孫悟空のしっぽみたいですねw」なんて会話をしていたんだけど、大丈夫なのでしょうか(笑)

9.松浦選手と入れ替わる形でメンバー入りした12.山桐正護選手。メンバー入りは今季3度目ですが、前回の第2節大阪戦は出場はありませんでした。今日はホーム戦デビューを飾れるか!?


※素人が撮った下手くそな写真ですが、お金と時間をつかって会場まで通い、夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。


ゼビオFリーグ2016/2017 第4節 アグレミーナ浜松 vs 名古屋オーシャンズ

試合結果

アグレミーナ浜松 1-1 名古屋オーシャンズ(前半0-0)
公式試合記録

浜松得点者:19.山蔦
名古屋得点者:12.前鈍内


アグレミーナ浜松のメンバーは1.石黒、6.萩原、8.松本、12.山桐、13.山元、14.銀島、15.和久田、16.須藤、17.田中、18.小池、19.山蔦、21.岩﨑。前述のとおり、9.松浦に代わって12.山桐がメンバー入り。

北原は引退、森岡は移籍、ペドロ・コスタは監督に。新戦力に14.安藤、20.関口を迎えてV10を目指す、過渡期の絶対名古屋オーシャンズ。


前半

浜松のスターティング5はGK1.石黒、FPに13.山元、16.須藤、17.田中、19.山蔦。前節と同じ"元神戸セット"でスタート。あれは別に相手が名古屋だからということではなく、これが今の浜松の1stセットということか。セカンドセットは6.萩原、8.松本、15.和久田+14.銀島。最年少12.山桐は最後まで緊迫した状況が続いたためか、出場はなかった。18.小池名古屋はGK1.篠田、FP5.星、11.セルジーニョ、16.中村、17.八木でスタート。

世代交代の過渡期にあり、今季既に大分相手に引き分けており全勝ではない名古屋。この日は10番を背負うシンビーニャも欠場。しかし、やはり名古屋は名古屋だ。ボールを持つ時間は圧倒的に相手が長くなる。浜松はプレスをかけるところ、引くところ、判断をハッキリさせ粘り強く守ってカウンターを狙うスタンス。

それでもチャンスがゼロということはなく、19.山蔦が少々強引なドリブルで縦突破を図ったり、15.和久田が意表を突くアウトサイドシュートでポストを叩いたり、カウンターで6.萩原が2度抜け出たり、8.松本の素早いリスタートから16.須藤がミドルシュートを放つなどしたが、この試合でF100出場を果たしたGK篠田の守るゴールを割ることはできなかった。

前半残り57秒で名古屋がタイムアウトを取ったコーナーキックもなんとかクリアし、ペースは握られながらも前半は無失点で凌いだ浜松。後半も我慢の時間が続くことは間違いないが、ここまでは集中できている。


後半

後半、浜松はセカンドの6.萩原、8.松本、15.和久田、18.小池でスタート。

さらに激しさを増す名古屋の攻撃を集中した守備で耐えていた浜松だったが、後半4分に12.前鈍内の強烈ミドルでついに均衡を破られる。

正直、もしも王者相手に勝点を得ることができるとすれば、スコアレスドローが唯一のチャンスだと思っていた。1点取られれば、それまで善戦していたとしても、ここからボロボロ崩れ始めるかもしれない。しかし、この日の浜松はたとえ1点を失っても集中を切らさなかった。

失点から5分経っても、10分経っても、スコアはまだ0-1のまま。山蔦が激しいチャージでボールを奪うとカウンターへ持ち込むなど、1点のままならまだ何が起こるか分からない。そんな期待が徐々に膨らんでいく。

すると後半14分、須藤からのパスを受けた山蔦がついに同点ゴールを決める!スタンドに向かって大きく吼えて、最後はまたもあの「ジャンピングハイタッチ」!!

まさかの展開に沸き上がる浜松アリーナ。熱い戦いは自然と人をひきつけ、サポーター席に子供達が大集合。アグレミーナコールが鳴り響く!


残り時間はあと3分、最下位相手に追いつかれる展開となってしまった名古屋はタイムアウト取ると、あくまで勝利を狙って14.安藤をGKに据えたパワープレーに。

浜松が王者・名古屋にパワープレーをさせた。それだけでもう、十分に事件なのだが、ここまで来たら引き分けたい。いやいや、勝ちたい!!


パワープレーを守るセットは8.松本、13.山元、18.小池、19.山蔦。追う展開が多い浜松はパワープレーの守備には慣れていないはず。2014シーズン駒沢セントラルでも、2点差を追いつきながらシュライカー大阪がPPを始めた途端にあっという間に勝ち越されたことを思い出す…(http://labola.jp/diary/700335003

しかし、パワープレーをすることに慣れてないという意味では名古屋も条件は同じか。むしろPPをしてくれたほうが逆転のチャンスは増すというもの。8.松本、18.小池が身体を投げ出してのシュートブロックから19.山蔦がパワープレー返しを狙うが、ゴールわずかに左へそれる。


ジリジリとした緊張感の中、残り2分30秒がものすごく長く感じられる。終われ、終われ、このまま終われ…そう祈りながら名古屋ボールのクリアランスが入ったところでタイムアップのブザー。アグレミーナ浜松が名古屋オーシャンズを相手に初めて負けなかった。今シーズン初勝点の「1」を獲得し、最下位脱出!


26歳ながらはやくも100試合出場を達成したGK1.篠田。日本代表の関口優志をチームに迎えても、そう簡単に正GKの座は明け渡さない。

10.シンビーニャの不在もあり、両軍最多の10本のシュートを打った11.セルジーニョの迫力が目立ったが、浜松決死のDFの前に不発に終わった。

冒頭にも書いたがばっさりさっぱり頭を丸めた17.田中智基選手。それだけ神戸戦の負けが悔しかったということなんだろうか?

1stセットに入るだけでなく、守備の要として要所要所で交代投入された13.山元。ベンチに下がっている間も常に仲間にポジティブな声をかけ続け、40分間ずっと闘っていた。

残念ながらホーム戦デビューとはならなかった12.山桐。しかし名古屋を相手にして、それだけ緊迫した展開を続けられたということはチームにとってはプラスだ。次に名古屋とやるときは頼れる戦力としてピッチに立てるように頑張れ正護!!



というわけでなんとアグレミーナ浜松がV10を目指す絶対王者・名古屋オーシャンズを相手に1-1ドロー、連敗を3でストップ!これは事件ですよ!! 先週は、1-5で敗れながらしかしスコアほどの差は感じなかったと書きました。今回は1-1で分けたもののしかし実力の差は歴然でした。それでも引分けは引分け。勝点1は1。こういう経験を積み重ねることが必ずチームを強くする。さぁ、ここから反撃だ〜!!


名古屋の放ったシュート数は49。浜松はPP返しを除くとおそらく15本くらいでしょう。圧倒的劣勢で1点ビハインドの中でも、崩れることなくチーム全員が集中した守備を続けることで少ないチャンスを引き寄せました。


勝負に絶対はない。例え名古屋と言えども勝つことは当たり前じゃないし、浜松だって負けることは当たり前なんかじゃない。だから悔しい、だから頑張れる、だからフットサルは面白い!大袈裟かもしれませんが、そんな当たり前のことを思い出させてくれたゲームでした。


とはいえ、ホーム戦でゴールしてるのがまだ19.山蔦選手だけというのはちょっとさみしいぞ!そろそろ若手選手たちのゴールも見たい(o`・ω・)o アグレミーナは大分・仙台でのアウェイ戦を経て、次のホームゲームは7/31(日)のvs町田戦! こっちもあっちもそろそろ怪我人の復帰はあるのか!!?注目です!


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参考記事

[フォトギャラリー] 2016/2017 第4節 VS 名古屋オーシャンズ(アグレミーナ公式サイト)
http://agleymina.jp/photogallery/photogallery-4497

浜松、王者名古屋と分ける Fリーグ第4節(静岡新聞アットエス)
http://www.at-s.com/sports/article/shizuoka/agleymina/257015.html

★浜松が王者名古屋とドローで今季初勝ち点!《浜松vs名古屋》 (Fリーグモバイル)
http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=244769

★ペドロ・コスタ監督「素晴らしい浜松を目の前で見せられた」《浜松vs名古屋》(Fリーグモバイル)
http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=244770

★保田監督「名古屋が相手でも崩せるという自信がついた」《浜松vs名古屋》(Fリーグモバイル)
http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=244772

★須藤「ジャイアントキリングを狙いたかった」《浜松vs名古屋》(Fリーグモバイル)
http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=244773

★山蔦「自分たちが前を向く材料になる」《浜松vs名古屋》 (Fリーグモバイル)
http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=244774


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